平昌オリンピックノルディック複合金メダル候補・渡部暁斗・由梨恵夫妻の四柱推命は!?

平昌オリンピック、ノルディック複合で金メダルの期待がかかる渡部暁斗選手。
妻の由梨恵さんも、フリースタイルスキー・ハーフパイプの代表です。

金メダル候補・渡部暁斗が強い理由が一読でわかる「深いインタビュー」2/8(木) 11:31配信

渡部暁斗インタビュー(1)
 
まもなく開幕する平昌五輪の直前の大会となったノルディック複合W杯白馬大会で、渡部暁斗がまたしても表彰台に上がった。
1日目は優勝を果たし、2日目は3位。今季のW杯勝利数5でW杯総合1位に立っている。

1月26日からのW杯ゼーフェルト大会(オーストリア)では、前試合の成績が次の試合にも反映される特殊な試合形式の3連戦だったが、1戦目でゴール前0.5秒差の逆転勝利を挙げると、2戦目からは圧勝劇で3連勝を果たしている。

今季のW杯は昨年11月24日の開幕戦で3位になり、翌日の第2戦で優勝という滑り出しとなったが、序盤の勝利はケガを押してのものだった。
大会直前にクロスカントリーの練習で、コースにあった氷の固まりを踏んで転倒、コース外に飛び出して肋骨を痛めていた。

「帰国してから診てもらったら、肋軟骨骨折と診断されたので、やっぱり折れていたんですよね。でも、骨がズレるのではなく、ヒビと骨折の間くらいだったのでよかった。12月16日のラムソー大会(オーストリア)くらいからは痛みもだいぶ少なくなってきて、上半身にもパワーが伝わる走りができ始めました」

その結果が3連勝であり、今年1月に入ってからの試合で残した5位、7位、2位という安定した成績にもつながっている。
ジャンプの調子も上がり、平昌五輪の金メダルもグット近づいてきた。 

そんな渡部が、ノーマルヒルの銀メダルを獲得した前回ソチ五輪で口にした言葉が印象に残っている。

《五輪でメダルが獲れたというのは、僕にとってすごく大きいことです。これでようやく自分の翼を広げられるというか……。僕がいくら「五輪よりW杯の方がレベルが高い」と言っても、周りからは「いやいや、そんなことはないでしょう。第一、五輪でメダルを獲ってないし」と言われるのがせいぜいですよね。でもメダルを獲ったから、そういう言葉がただの負け犬の遠吠えではなく、少しは受け止めてもらえるようになると思います》

当時、こう話した渡部は、そこからの4年間でどんな取り組みをしてきたのか。

「ソチが終わってある程度やり切った状態で、それが銀メダルという結果だったり、W杯総合2位という結果でした。
でも何か”2番”というのが定着してしまった感もあったし、世界一になりたいという夢もあったので、ソチが終わってからは今まで通りにやっていてもしょうがないなと思って……。
もっと自分の技術を高めるためにトレーニング方法を見直すとか、体のことをもっと知るなど、もう一歩踏み込んだところに挑戦し始めたという感じですね」

競技の特性上、体を大きく変えるのはリスクも伴うため、今の体の状態でどれだけ技術を上げられるかを考えた。
ジャンプもクロスカントリーも、それをメインとするスペシャリストの選手がいて、技術的にはある程度解明されている。

まずは、技術を高めていくうえで、スペシャリストの選手とは違う自分の体では、どうアプローチをすべきかを考えた。
体を理解することで技術も理解でき、習得できるようになる技術もある。
色々試みていくうちに「自分の体で知らない部分の方が多い」ことに気がつき、「もっと自分の体を知らなければ」と思ったという。

「クロスカントリーも技術が重要で、スプリントでも力を入れるタイミングやコツをつかむことによって、スピードアップを図れたので、そこは体を変えなくてよかったと思う点です。
やはりスピードアップを考えると、パワーが重要となって上半身の筋肉をつけてしまいがちなんです。
走りを一気に変えようと思えば、ジャンプを犠牲にすればいいのですが、ひとつだけ強くなっても勝てない。
それがコンバインドという競技の難しさですよね」

以前のようにジャンプで出遅れていたころは、クロカンに強い選手と一緒に滑ることも多く、その中で学ぶことも多かった。
しかし最近は、渡部自身がジャンプで上位にくるため、走りを得意とする選手と勝負することが少なくなった。

代わりに、クロスカントリーやバイアスロンのトップ選手の走りを見て、それをイメージすることも多い。
ジャンプも同じで、スペシャルジャンプのトップ選手を見て、自分と何が違うかを考える。
コンバインドのトップではなく、その先を見ることが楽しいと感じるという。

「体に関しても、まだできてはいないけれど、全身の骨の一つひとつまで意識できるようにと取り組んで、どれだけ動かせて、どれだけ有効な可動域を作れるかを考えています。
そのおかげで、自分の体の変化に細かく反応できるようになってきました。
自分の体を知ったことで、今回のように肋骨を痛めた時でも、その状態でどれだけ最高のパフォーマンスをできるかを考えられる。

細かく自分の体と対話をしながら、トレーナーにも助けてもらうことによって、あとは痛みを我慢するだけという状態になれたから、前よりパフォーマンスが安定しているのでしょう。
それにケガが治ったあとも、体のバランスの崩れている部分を細かく把握することによって、調整法がわかる。
これまで手首を折ったり、細かいケガを含め、自分の体と向き合っている時間が多かった。
それが今の強みになっていると思います」

ソチ五輪後は、古武術や空手、剣術などにも興味を持って学んでみた。
昔の人たちがスポーツ科学もない中で作りあげた動きを勉強することで、さらに一歩足を踏み込んだ。

「それがすべてというわけではないですが、自分の持っているものとミックスすることによって、より自分にいいものが見えてくる。
本を読んだらオッケーというのではなく、日々自分で試しながら、何がよくて何が悪いかを見つけていかなければいけない。
その日の体調によっても違うので、やる順番も変えてみるとか、理解するには時間もかかりますが、毎日毎日いろんなパターンを試しながら『いい』『悪い』とやっていれば、最終的にはすごく高いところへいけると思う」

そんな取り組みの中で、一昨年の夏にはアスリートに適しているという食事法も試してみた。
その時は筋肉が落ちて体が軽くなり、ジャンプは飛べるようになったが走れなくなって失敗だった。

「遠征に行く時は荷物が多いので、あまり食材を持ち込めないし、1回行ったらなかなか日本に帰って来られないので、食に関してはある程度の寛容さを持っていないと対処できない。
我慢して健康的な食事を摂るか、我慢しないでちょっと不健康でもいいとするか。
ストレスが栄養の吸収にもかかわってくるなかで、『金メダルのため』にとストレスを感じながら食べるのが果たしていいのか……。

僕たちの場合は現地調達で何とかして、ホテルで出された食事でも試合ができるというスタイルでずっとやってきたので、その点では食事法を一度試してみて、変えなくてもいいことに気づけたから今はすごく気楽ですね。
バランスを考えて、よく噛んで腹八分目で食べるということを押さえておけば、どこへ行っても大丈夫」

渡部はスポーツ選手として、「これを食べれば強くなるとか、これをやれば強くなるという簡単な方に行きがちになるのは間違い。情報だけに左右されると、自分にとって何が一番適しているかという本質を追究することがおろそかになってしまう」と話す。

また、トレーニング方法も「効率ばかりを意識してしまうと、ガムシャラに自分を追い込むことが無駄だと思えてしまうが、そういうトレーニングも必要だし、自分に対してのアメとムチの使い方も覚えなければ、トレーニングもうまくいかない」という意見だ。
これらは自身のこれまでの経験に基づく信念といっていい。

「やっぱり、トライ&エラーを繰り返さないとわからないものはありますね。
誰かに『これが大切なんだよ』と言われて、今の僕があるのではないんです。
『どうなるのかな?』という興味があって色々やった結果、『こうだったんだな』というものが得られる。

だから今、僕がこれを若い選手たちに伝えようとしても、何も伝わらないと思います。
自分で失敗と成功を繰り返しながら、その時の自分の感覚はどうなのかというのを記憶していかなければ辿り着かないことなのかなと思います」

現在のノルディック複合はジャンプ1本、クロスカントリー10kmで行なわれるが、かつてはジャンプ2本とクロスカントリー15kmを2日かけてやっていた時代もある。
渡部は、そんな古いW杯を知っているギリギリの世代なのだ。

ここまで着実にレベルを上げてきた渡部は、その理由を「どれだけ長い目で見られるかどうかだと思う」と話した。

もし、ソチ五輪や平昌五輪のメダル獲得だけを目標にしていたら、失敗したくない気持ちが先行して「どうすれば効率よくそこに辿り着けるか」を考えていただろう。
そうなれば色々なことに興味を持って試すというプロセス自体が無駄として切り捨てられた可能性が高い。

「『先の見えない道』くらいの感覚で遠くを見ていなければ、そういう生活スタイルやトレーニングスタイルにはなれないでしょうね。
それでもやっぱり山頂は見えないです。
1回見えかけたと思ったけど、まだ山頂付近をウロウロしている感じです」

渡部はそう言って楽しそうに微笑んだ。

(つづく)
折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi

[出典:金メダル候補・渡部暁斗が強い理由が一読でわかる「深いインタビュー」(webスポルティーバ)(Yahoo!ニュース > https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180208-00010004-sportiva-spo&p=1 ]
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そんな渡部夫妻の四柱推命をしてみました。

渡部暁斗選手(1988年5月26日生まれ)

年 戊辰 印綬  墓
月 丁巳 偏官  死
日 辛巳     死

大運 丁卯 偏官  絶
流年 戊戌 印綬 冠帯

比肩星 金 ●
食傷星 水 
財星  木 
官星  火 ●●●
印星  土 ●●

渡部由梨恵選手(1989年1月12日生まれ)

年 戊辰 偏官  墓
月 乙丑 傷官  衰
日 壬申    長生

大運 乙卯 傷官  死
流年 戊戌 偏官 冠帯

比肩星 水 ●△
食傷星 木 ●
財星  火 
官星  土 ●●●
印星  金 ●

お二人の命式は!?

辛巳日生まれの暁斗選手。
以前書いた、中居正広さん、前田敦子さん、山田孝之さん、相葉雅紀さんも辛巳日生まれでした。
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辛は陰の金、巳は夏(5月)の火(陰)、夏の日差しにキラキラと輝く宝石という感じです。

壬申日生まれの由梨恵選手。
以前書いた、菊田真紀子さん、佐藤浩市さん、内村光良さん、宮原知子さんも壬申日生まれでした。
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WOWOWドラマ「石つぶて」に主演の佐藤浩市さんと父・三國連太郎さんの四柱推命は!?
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骨折のリハビリ乗り越えて平昌代表になった「努力の天才」宮原知子選手の四柱推命は!?

壬は陽の水、申は秋(8月)の金(陽)で、中秋の名月がきれいな大海というイメージでしょうか。
水は一所に留まると腐ると言いますから、あまり束縛されず自由に動ける環境で本領を発揮するでしょう。
日支:長生は、温和・安定・平和と、争いは好まない星です。

金生水で、暁斗選手が由梨恵選手を助け起こす関係です。

二人に共通するのは官星が強いこと。
枠にはめ込んで自己コントロールしようとするところは、ストイックなアスリートに多いです。
比肩が強い場合には他人にも強要しがちですが、渡部夫妻に関してはそんなところは感じられません。

奥様の由梨恵選手は、1月12日のW杯で転倒して左肩を脱臼したという記事がありました。
渡部暁斗妻、フリースタイルスキー渡部由、左肩を脱臼していた

奥様の場合、傷官と偏官が四柱に並び、さらに大運と流年でダブルになっているので、ケガには気をつけてほしいところです。
お二人の五行を重ねると、お互いの不足しているところを補完し合っている良い関係です。
是非ともご夫婦ともに、悔いのないオリンピックにしていただきたいなと願っております。
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