「自らを死に至らしめる力は、自らを癒す力でもある」とは!?

怖い話や都市伝説をまとめたサイトで見つけた文章が興味深かったので紹介します。
門番への断罪
Sponsered Link



ノーシーボ効果

ノーシーボ効果とは、医学的には無害なものでも有害であると思い込むことにより病気になったり、症状を悪化させたり場合によっては死にいたるという現象。

偽ギロチン刑
ある国でギロチンにかけられ、まさに殺される寸前の死刑囚に対してある実験を行った。
それは……
ギロチンを落としたと見せかけて囚人の首に数滴の水をたらすというもの。

「これから死刑を執行する!」

執行人が宣言すると同時に、ギロチンを止めていた縄を切った。
《バーン!!》という音とともに執行人が囚人の首に数滴の水を垂らした。

すると、囚人はギロチンが首に落ちたのだと思い込み、死んでしまった。
実は、ギロチンは今回の実験のために囚人の首に達する前に、止められるようになっていたのだ。

ブアメード実験(ヴードゥー死心理実験)
1883年、オランダにおいてブアメードという国事犯を使って一つの実験が行なわれた。
実験の内容は、「一人の人間からどれだけ血液をとったら人間は死ぬのか」というもの。

医師団は、ブアメードをベッドの上にしばりつけ、その周りで話し合いを始めた。
そして、「三分の一の血液を失ったら人間は死ぬだろう」という結論に達した。

医師団は、「これから実験をはじめる」といって、ブアメードの足の親指にメスを入れ、用意してある容器に血液をポタポタと落としはじめた。
数時間が過ぎて、医師団は「どれぐらいになりましたか?」「まもなく三分の一になります」と会話をしました。

それを聞いていたブアメードは、静かに息を引きとったという。
実は、医師団はこの実験で、心理実験をしていたのだ。

ブアメードの足にメスを入れるといって、痛みだけを与え、実際にはブアメードの足はメスで切られていなかった。
当然、容器には血ではなく用意しておいた水滴をたらしていただけだった。
しかし、ブアメードは、メスで自分の足を切られ、自分の体内から血液がどんどんなくなっていったと思い、死んでしまったのだ。

思い込み凍死
アメリカのある鉄道会社の作業員が、冷凍車の中に入って作業をしていた。
ところが、中に人が入っているとは思わず、外から扉を閉めて鍵をかけてしまった。

それから一日後に、作業員は、凍死して発見されたそうだ。
しかし、冷凍車の電源は切られていたのだ。
作業員は室温がどんどん下がってきたと思い込み、凍死してしまったという。

[出典:門番への断罪(【厳選】怪談・都市伝説・怖い話まとめ > http://urban-legend.tsuvasa.com/monban-danzai ]

人は悲しみで死ぬ動物である

ゲーリー・ブルーノ・シュミットが書いた本「人は悲しみで死ぬ動物である」。

自らを死に至らしめる力は、自らを癒す力でもある
悲しみ、喜び、驚き、怒り、不安、恐怖、ストレス、絶望、暗示……
人間は自らの「心の力」だけで死んでしまうことがある。

本書は、極度の心理状態がもたらす究極の死=「心因性死」の謎を、実際にあったエピソードをもとに解き明かしたサイエンス・ノンフィクションです。
たとえば、重病でもないのに手術台に横たわっただけでショック死した患者、ホームシックが原因で集団死したスイスの傭兵たち、黒魔術によって呪い殺された未開民族、大事故にあった娘の無事を確認した途端に死んでしまった母親など、本書で例示された心因性死のエピソードは500を超え、そのどれもが「まさか、そんなことで死んでしまうなんて!」と驚きを禁じ得ないものばかりです。

なかでも日本のビジネスマンの「過労死」を、自己目標を達成できなかったことが原因で生じる心因性死であると論じている点は、多くの読者の興味を喚起するはず。
そして本書の結論として導き出された「自らを死に至らしめる心の力は自らを癒す力でもある」という見解から、幸福な人生を築いていくための数々のヒントを見つけ出すことができるでしょう。
本書は、2001年にドイツで発表されるやいなや、テレビや新聞など多くのメディアがこぞって取り上げ、一種の「心因性死ブーム」にもなったほどの評判を巻き起こしました。
また邦訳版として、精神科医の春日武彦氏が解説を寄稿。
そのなかでも記されているように、本書は人間の「死」と「生」という根源的テーマに迫った嚆矢の1冊であると言えるでしょう。

[出典:人は悲しみで死ぬ動物である ガリー・ブルーノ・シュミット、 石井 道子(Amazon > https://www.amazon.co.jp/%E4%BA%BA%E3%81%AF%E6%82%B2%E3%81%97%E3%81%BF%E3%81%A7%E6%AD%BB%E3%81%AC%E5%8B%95%E7%89%A9%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B-%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%BC-%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%8E-%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88/dp/4757209746/ref=la_B004LU33VI_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1505282743&sr=1-1 ]

ノーシーボ効果の逆はプラシーボ効果

ノーシーボ効果の逆、プラシーボ効果は、信頼する医師から「これは効果がある」と言われて渡された偽薬でも、思い込みで治ってしまうことを言います。
よく、民間療法で「〇〇を飲んだら〇〇が治った」などという体験談を聞いたりします。
実は私も今まで、いろんな健康食品や健康器具を試してみました。
人に「良かったよ」と勧められて試してみますが、実際に良かったものもあれば、そうでないものもあればで……。

よくお客さんに「骨盤が歪んでませんか?」と聞かれますが、これもノーシーボ効果だと思います。
骨盤が歪んでいても良いじゃないですか。
骨盤が歪んでいるから腰が痛いのではなく、骨盤を歪ませる原因があるから痛みが発生するのです。

たいていは筋肉の緊張だと思われますが。
あるいは内臓疲労を骨格が守ろうとしているのかも知れません。
高熱が出るのも、体の中の免疫システムが正常に働いている証拠です。

占いにしても、自分の弱点があったとして、それをいかに長所と見るかが大切だと思うのです。
「悪い思い込み」を「良い思い込み」に変えるだけで、人生が変わっていくような気がします。
Sponsered Link



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする