2017年8月27日、イギリス・グラスゴーで行われたバドミントン世界選手権女子シングルス決勝で、日本勢同種目初の世界一に輝いた奥原希望選手。
リオオリンピックで銅メダル獲得後は、両膝の手術や右肩痛など、苦闘の連続でした。
身長156センチと、選手としては恵まれない体格にも関わらず、粘りの末に快挙を成し遂げました。
そして、同日チェコ・オロモウツで行われた卓球男子チェコ・オープン決勝で、元世界1位の選手を破って史上最年少ツアー優勝を果たした張本智和選手。
まだ中学2年生の14歳、東京オリンピックでの活躍に期待してしまいます。
そんな奥原選手と張本選手の四柱推命をしてみました。
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奥原希望選手(1995年3月13日生まれ)
年 乙亥 食神 帝旺
月 己卯 偏官 長生
日 癸卯 長生
大運 辛巳 偏印 胎
流年 丁酉 偏財 病
比肩星 水 ●●
食傷星 木 ●●●△△
財星 火
官星 土 ●
印星 金
張本智和選手(2003年6月27日生まれ)
年 癸未 食神 衰
月 戊午 印綬 病
日 辛丑 衰
大運 丙辰 正官 墓
流年 丁酉 偏官 建禄
比肩星 金 ●
食傷星 水 ●
財星 木
官星 火 ●△
印星 土 ●●●△△
奥原選手の特徴
何度も選手生命を脅かす大怪我を経験している奥原選手。
記者のインタビューで「武士」「武士の精神」と答えていたのが印象に残りました。
「怪我で競技が続けられなくなったとしても、それが自分の競技人生」だと。
武士のような潔さを持っている奥原選手。
特徴としては、五行の食傷星に星が集まり、過傷官の形です。
傷官は字の通り「傷つき傷つける」星。
感受性が強く、言葉もきつくなりがちで、相手を傷つけ、自分も傷つく…。
まさに「肉を切らせて骨を断つ」という感じでしょうか。
腕一本で激動の時代を生き抜いた、江戸時代の剣士のようですね。
「生きるか死ぬか」と同じように、負けられない戦いに臨む集中力は、食傷星の強さ故でしょう。
長生2つに帝旺と、強い地支から、どんな困難にも負けない強さを感じます。
張本選手の特徴
一方の張本選手。
彼の特徴は印星に星が固まっていること。
さらには地支が弱い、多印身弱の形です。
印星が多いと迷いが多くなり、奥原選手とは逆に「集中できない」弱点があります。
印星が多い人は、頭の中でいろいろな事を考えています。
パソコンで同時に複数のソフトを起動しているような状態です。
印星が多い=メモリーが大きい⇒同時に複数の処理ができると。
多印で失敗する人の特徴は「取り越し苦労」⇒まだ起きていないことを不安に思う事。
「失敗したらどうしよう」「失敗するに違いない」
やってもいないうちから結果を決めつけてしまいます。
逆に言えば、「必ず勝つ」「必ずできる」「勝って当然」と思い込むこともできると言えるでしょう。
五行に官星がしっかりある彼は、自分に厳しい人だと思います。
なので、弱気な心を封じるために、人一倍練習に打ち込んでいるのでしょう。
「あれだけやったんだから、必ずできるはず」
そのように自分に言い聞かせながら試合に臨んでいるような気がします。
来年・再来年が印星に巡る行運なので、迷いがさらに強まると思いますが、2020年の東京オリンピックは彼にとって劫財の年。
比肩星が強まることで、多印の彼にとっては良い年になると思います。
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