池井戸潤氏の同名小説をドラマ化した日曜劇場「陸王」で、主人公の老舗足袋業者「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一を演じる役所広司さん。
TBS日曜劇場「陸王」主演:役所広司
連続ドラマは15年ぶりだそうです。
役所さんが出演した是枝裕和監督の映画「三度目の殺人」を映画館で観ました。
死刑がほぼ確実な殺人事件の容疑者役で、いろんなものを背負っていて、観ていても理解が難しいキャラクターなのですが、表情とか佇まいでその人物の想いを表現しているというか、なんともすごいなと思いました。
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そんな役所さんが演じる宮沢社長の命式を考えてみます。
見ていてとても「感情の起伏が激しい」という印象を受けました。
笑ったり怒ったり泣いたりと、画面いっぱいに感情を表現しています。
そう考えると、食傷星が強いのではないかと。
また、1日中 社長の椅子に座っているわけではなく、自らあちこち飛び回っているので、財星も強い感じですね。
頭で考えて策を練るのではなく、とにかく思いついたら実行するところから、印星は不足しているかなと。
なんだかんだ言って、運に恵まれている気がするので、帝旺を持っているかも知れません。
今度は、役所さん本人の四柱推命をしてみたいと思います。
役所広司さん(1956年1月1日生まれ)
年 乙未 偏印 冠帯
月 戊子 傷官 絶
日 丁卯 病
大運 辛巳 偏財 帝旺
流年 丁酉 比肩 長生
比肩星 火 ●
食傷星 土 ●●
財星 金
官星 水 ●
印星 木 ●●△
役所さんの命式は!?
丁卯日生まれで、以前書いた浅野忠信さんと同じです。
ドラマ「刑事ゆがみ」の弓神適当刑事と、主演の浅野忠信さんの四柱推命は!?
丁は陰の火、卯は春(3月)の木(陰)で、月明りやろうそくの炎のような淡い光に照らされた、春の草花のイメージです。
丙のように強く目立つ光ではありませんが、情緒や優しさを感じさせる光が、繊細な草花を優しく包み、そのシルエットに余韻を与えているようです。
浅野さんは官星が強い命式でしたが、役所さんの特徴は、五行の印星と食傷星が強い「印綬傷官」の形です。
印綬は良識な学習性という感じですが、偏印は特異な独創的な発想という感じです。
月柱・傷官の感情表現に、独特なアクセントをつけて「オンリーワン」な「役所広司」を創っているのが年柱・偏印なのでしょう。
偏印も冠帯も宗教性が強い星ですから、役所さんは「求道者」と表現すべきでしょう。
どこまでも道を極めてもらいたいなと思います。
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